2012年10月15日月曜日

 久しぶりに森に置いてある馬糞を運んできて、米ぬか、もみ殻くん炭、カキガラ石灰等をまぜ、特製肥料を仕込んだ。馬糞の中にはカブトムシの幼虫がひしめいている。油いためにして食べたらおいしいかも、っと東南アジア的発想が何故か浮かんでしまった。
バラとまわりで育てているニンニクたちの為の肥料も、長い間 ウジ虫発生を恐れてつくらなかった。さっき生ごみを発酵用バケツに入れる時、肥料用の箱を開けてみたらヌクヌクと発酵を始めている。嬉しいな。


 庭のプリンセスモナコの葉にへばりつく虫を素手でつぶすとみごとに開花。「あんなに虫嫌いだったのにね。」 とトーさんに言われる。毎朝 青虫を発見次第平気で素手でつぶすのが習慣になってしまったこのごろだ。

 森の奥ではローズヒップを作るためのバラが健闘。一本は日照りで枯れてしまった。

 バラとニンニク なんだかドラキュラ除けを育ててるよな。
柑橘類が寒くないように枯れ草の腹マキをしてあげている。来年こそ「♪みぃ~かんの花」を待ってるからね。


 写真は人知れず咲き誇る森の彼岸花。もう今は花が終わって緑色の葉っぱが土の中から元気に出現。祖先の霊が蘇りまた帰って行ったのかな。おじいちゃーん、おばーちゃーん、おトーサン
一緒に森の中散歩したかったね。

 本日は久しぶりの野良仕事でやけに眠くなった。

2012年8月6日月曜日

せみしぐれ

カンカン照りの熱帯の日が続き、不思議と蝉の声がなかった。雨ふりのミ~ン、ミ~ンと蝉が元気に歌い始めた。ホームセンター育ちの鈴虫も合奏に加わって賑やかな午後。

毎日トマトやブルーベリーの収穫に追われている。きゅうりは放射能の影響か巨大化。トウモロコシは昨年に続き失敗。大玉トマトは日照りのおかげで優等生、ミニトマトは乾燥させてドライトマトにしようかな。とれすぎて食べてがいない。

昨日は横浜美術館へ奈良美智の作品を見に行った。若い人や子どもすごい人出、もっともわたし達夫婦は美術館のふかふかのソファの上でたっぷり昼寝、外は猛暑だからね。
ちょっと毒のあるかわいさが人気なのかもしれない。

そうだやっぱり絵の具箱でもひっぱりだして楽しもう。
妄想の世界を思い切り描いてみよう。

2012年7月20日金曜日

猛暑一転

猛暑の三日間の後一気に涼しくなった。草刈チャンス到来!
家の裏の緑地、近くのホームセンターで憧れのターシャテューダ-が使っていたような長い鎌を買った。ガソリンエンジンの草刈機は故障。電気草刈も途中で部品が飛び出し故障。その結果念願の鎌を買えてよかったねぇ。

わが師ターシャのおかげで小学校ウラのガーデンはとってもきれい。三種類のひまわりの種がこぼれ群生が始まって美しいハーモニーを奏でている。「きれいだなぁ。」自転車に乗った男の人が呟いて通りすぎていく。(わたしの事?エヘン。)

夕方フラダンスの練習に行くと奥様達は「今日は寒いですよね。」の連発。「何よりの草刈日和でしたね。」なんて言っても誰にも通じないのが寂しい。袖無を着ていたのはわたし一人だった。

写真を撮ろうとしたら雨が降ってきたんで撮影は次回に見送り。写真はまだ咲き始めの向日葵クン。


「こんな猛暑にさぁ、原発反対する人なんて電気代一杯払えばいいんだよ。」昨日町田に向かう電車の中で前に立つ二人の若い女性が話していた。
思わずギッとした視線を投げてしまった。
今日は原発再開反対のデモの報道にちょっとほっとした。原発なんてなくてもなんとかなることは確かだ。

2012年7月12日木曜日

カブトムシ騒動

昨年造園屋さんに運んでもらった木のチップ、腐葉土として活躍中なんだけれど、不気味なほどカブトムシの幼虫が生育中。家のバラの為に運んでもらった土嚢ぶくろからはごろごろさなぎやめざめたばかりのカブトが出現! 我が家に来る子供達が見つけて大興奮、しっかり翌週の教室の日には虫かご持参でやってきた。「クール!かっこいい!」小学二年生の目にはカブトムシがダイヤモンドに見えるらしい。虫が触れないわたしはてんてこ舞いだ。カブトムシはお店で買うもののひとつに最近ではなってるらしくけっこう値段がはるものらしい。

写真は今年は勝手に出てきた向日葵の群れ、カワイイひまわりのおかげで空き缶の投げ捨ては激減。花って不思議な力があるね。

2012年7月7日土曜日

くもり時々雨

今日はグスコーブドリの伝記を見に行ったはずなのに、ヨガの練習に通うトーさんの時間と開演時間がうまく合わず結局 海老名のガストで食事して 相模大野の書店をぶらりして家に帰る。

畑コーナーでミニ大根の苗床を作り、森の北の入口に柏葉アジサイを植える。雨がひとしきり強かったがシラカシの木立の中で雨宿りしてから、めげずに心地よい天のシャワーを浴びながら土と戯れた。
いろいろやらなければならない事もあるんだけど、森仕事をすると心も体もすっきり。

写真 はローワースローターのフットパス沿いの河を泳いでいた白鳥。おととい生まれたパンダの赤ちゃんサイズの黒っぽい小さい赤ちゃんを抱えて泳いでいた。

2012年6月23日土曜日

めざせ自給自足

食用ゆりの花の群生がオレンジ色に輝き美しい。先週の火曜日の台風上陸ですっかり倒れたひまわりはゆっくり頭をもたげ始めた。

きょうは学校ウラを休日父さんがエンジン付きの草刈機に挑戦で大活躍。
わたしは蓄電草刈機と手でひっこぬきのミックス。草刈を怠ると作物や花が育たないだけでなくゴミの投げ捨てや不審者侵入の確率がいっきにあがってしまうから手が抜けない。

じゃがいもは近所の子育て中の奥さん方にプレゼント。後は地下に埋めて保存を試みる。一年間
のじゃがいもをこの時期の収穫でまかなえたらステキ。

ニンジンの栽培は何度やっても失敗の連続だし、たまねぎも肥料不足だった。せめてカレーライスの材料の自給を今年度の目標にしようっと。

ログハウスは小さくてもコストがかかるので諦めるしかないかな。 どこかにタナボタは転がってないかな。

2012年6月21日木曜日

ホタルブクロの群生発見!

 森の中 ブルーベリーがぽつぽつワイン色に。

この季節、草刈に追われて 写真を撮る余裕が全くなくなってしまったのが残念。

ホタルブクロの群生!息子はちゃんと知っていて草刈機もよけてやってくれたようである。森に入るとわたしは”時を駆ける少女?”に変身、天界の大好きだった祖父と対話しているような気になる。五十年前のわたしがそこで遊んでいる。

冬に備えてせっせとミントを刈りお茶を作る。 レオナルド ダ ビンチ、 ヨハン シュトラウス、 他の名前を忘れたバラたちも 今年の低温が功を奏したのか 一切 無農薬で 元気に開花している。嬉しいな。

火曜日の台風の襲来でトマトハウスは倒壊!でもなんとか家族総出で建てなおした。また明日も台風上陸の気配。
異常気象は続く。でも種まきには絶好のチャンス、ニュース英語の勉強の帰り、 夕方、しっかりクワで畑を作り、なた豆の種蒔きをした。帰り道 空を見上げると低空飛行する飛行機のお腹が丸見えだ。
やっぱり、基地の町。

先週の日曜はログハウスの現地見学会へ。高級住宅地の成城学園へ。 ところどころ農家が残っていて無人販売などやっている。

我が家のジャガイモもご近所にごくごく低価格で予約販売する予定だ。「今年は完売だ!」 と長男は取らぬ狸の皮算用を決めている。

2012年6月16日土曜日

ブルーべり-の木の下に



昨日 ウラの草刈りをしていたら 可愛がっていた ノラネコ が ブルーベリーの木の下に横たわっていた。動かない。 キャットフードをセッセと買ってきた我が家の主人。 恋人の代わりにしていた長男。猫嫌いだった私を変えた美しいノラだった。

あの猫が草刈を終えたブルーベリーの木の下で亡くなったのは何か意味があるような気がする。
「森に植えた十数本の苗達もちゃんと育てなさいよ。」とわたしに教えているようだ。そのまま木の下に土を盛りお墓を作って、咲き誇っているバラのプリンセスモナコをお供えした。ありがとう、今まで
わたしの家族と過ごしてくれて。

ひとつの時代が終わったような、気がする。
立ち止まる事ができない、時。


きょうは本屋さんで、一年間お金を使わないで過ごしたイギリスの若者の本を立ち読み。
ミントティーを作って飲んでいるところに変に共感して喜ぶ。本を翻訳した人も半農、半翻訳だそうでちょっと親近感。
わたしの祖母は、おしゃれで経済優先の祖父と正反対、農家出身で何でも地味に手作りしていた。高齢になっても鶏を育て卵は人気商品で宣伝もしないのにけっこう街の人がわっざわざ買いに来ていた。母はケチな人、とけなしていたけれど これからますます世界経済は混迷。けっこう貨幣経済に頼らない祖母の何でもかんでも「もったいない。」と言うケチケチ自給自足的生活が手本となる時代がくるかも。


コッツウォルズの白鳥のアップに失敗。またまた煙突のある風景。



2012年5月21日月曜日

こんなお店できたらいいな

 朝から息子と畑仕事。
疲れ過ぎて午後のダンスは休むことにした。頭がボーっとしている。紫外線は強い、草はグングン伸びるしへこたれそう。

じゃがいもの花がきれい。たくさん取れたら売り出そう、なんて取らぬ狸の皮算用かな。

写真はサイレンセスター という街にローカルバスで出かけた時、朝市 に遭遇。心躍ったわたしはこの店で細長いルバーブを、「シャキシャキして歯触り良くて、デザートにおいしいよ。」 なんて勧められて調理器具もないくせに購入してしまった。ホテルのポットでサイダーと水を間違えて この野菜を調理、実に酸っぱいルバーブの試食だった、確か甘いはずだったのに。

サイレンセスターには三菱自動車の販売所があるそうで骨董屋さんで知り合った元商社駐在員の奥様に帰りは”ショウグン”に乗せてもらい 貴族のガーデンを案内してもらった上バイブリーのホテルまで送っていただいた。ありがとうございました。
『バイブリーは何もないのに、すごい人気なんですよね。』
行きそびれたウィリアム・モリス の住んでた家、小さな駄菓子やさん、大きなものが何もないのが
いいんですよね。

2012年5月19日土曜日

ナショナルトラスト  とため息

夕方 森の手入れにでかける。まだまだガーデンにはほど遠い。

背の高い雑草だけをひっこぬきにかかる。

わたしが憧れはは貴族の住むマナーハウスじゃなくてはちみつ色の石のブロックでできたバイブリーの職人さんの長屋やスワンホテルの近くの小さな煙突のある家や家庭菜園付きの庭だ。
イギリスでは一軒だけじゃなくてどの町へ行っても古い家々が大切に使われ、景観が守られている。

やはりイギリス人の素晴らしさは外観の美しさを大切にすることかもしれない。 川も野原を蛇行しているし、電線も地中に埋設されているようだ。

バイブリー到着まで、電車でもローカルバスでも何人もの人に次々に助けられた。見知らぬ紳士にお茶をパブでごちそうになったりもした、そうしてやっと憧れのスワンホテルに到着することができたのがこの旅の一番の不思議。写真はバイブリーのスワンホテルの近くの家。



我が家のウラの数本のお茶の木の茶摘みが始まった。 紅茶作りに成功!お風呂でじっくり発酵させたのが良かったようだ。

2012年5月13日日曜日

夢のロンドン

帰国から10日でやっと飛行機酔いかもしれない胃もたれから解放された。

出国当日は六時間も飛行機が遅れ、おまけに夜中のヒースロー空港で延々二時間も入国審査に長蛇の列。『夜中で人員が少ないんです。わたしにできることはお詫びすることだけです。』年配のハリーポッターに出てくるイギリスのアクセントで年配の係員がまわって乗客の気持ちをなだめようとしていた。隣席の旅慣れた七十歳くらいの御婦人に助けられてやっとの事で審査の順番が回ってきた時「お金はじゅうぶんありますか。」、審査官にいきなり聞かれて、ムカムカ、遅れて、待たされた上になんてこと!

『最終です。』と駅員さんにせかされてパディントン行きの快速列車に飛び乗る。夜中のパディントン駅を降りて駅の道案内地図を見ていると、いきなり怪しい客引きに声をかけられた。駅前では血を流してる女のひとが倒れていて人だかり。しっかりパディントンの地図を予習してきたトーサンのおかげで奇跡的にホテルに到着! トラベルはトラブルなんだ、いつだって。わたしの人生と一緒。

地上を歩くのは気持ち良い。きょうは昨日とった茶葉を発酵させてローカルお茶作りと草取り

2012年4月18日水曜日

くさーいよー

 生ごみが腐敗発酵、「臭いから近所迷惑だぁ。」と処理を頼んだ息子からドヤサレた。英語教室に来た小学生からも「くさーい」とヒンシュク。
おまけに気圧の変化で頭がぼうーっとして眼鏡を三度も落したうえ、またどこに置いたかわからなくなる。ヤバイ!脳の異常か。変わりやすい気候と次男の為の銀行業務のあわただしさのせいにしてしまい、買ってきてもらったカシューナッツをパクついて鉄分補給。夕食のおかずは長男に依頼する。                              

非難も受けるし、紫外線も強い、有機、無農薬でものを育てるのはけっこうたいへんだけど毎日自作のねぎ、サラダほうれんそうを収穫しはじめたらもうやめられない気持ちだ。

ファーミングじゃなくてガーデンニングとわたしの趣味を訂正してくれたイギリス人の先生が「素晴らしいから見に来る価値がある。」と言っていた英国に来週旅立つ予定だけれど、まだ箱根に一泊くらいの準備しかしていない、だいじょうぶかな。

2012年4月1日日曜日

はるよ~♪

ひょんなことで喉にやけどし一カ月以上も氷をかじる生活が続いている。昨年から注意欠陥症候群が悪化、ネンザ 自転車で横断中車との接触、ついであわてて熱いスープをレストランですすって喉をやけど  まったくお笑いのネタ作りにはげんでいるみたいだ、どうかしているね。のんびりゆっくり過ごしましょう。

春休み、二人の息子に協力してもらって 近所の乗馬クラブから大量の馬フンを仕入れてもらった。

大学に戻る日、スーツケースに入れようとした次男のウィンドブレーカーが『臭う!』とおおあわて。あわてて洗濯、でもなかなか馬糞は手ごわい、長男所有の「部屋干し用洗剤」を失敬、再度 洗濯 ガスストーブを全開にして乾かす、それでも仄かに残る自然の香水臭。
(ゴメンネ こんな母親のせいで友情が壊れたり、失恋!なんてありませんように。)

息子達のおかげで畑の土はどんどんフカフカに。埋めていたことも忘れていた球根やクリスマスローズがいろとりどりの花を咲かせている。 本日はミブナの収穫、野菜炒めにしたらシャキシャキして美味。 有機無農薬、特上とりたての逸品。

家の付近にガマガエルがアチコチ出没、車に轢かれたり、カラスに襲われたりもしているらしい。
遅い春、やっとウラの桃のつぼみが膨らんできた。



2012年3月2日金曜日

ペンダコ

 久しぶりの寒い冬と久しぶりのペンダコ。喫茶店で手書きで英文エッセイの練習、英語教室のたより を書いただけなのに。 だがやっぱりひきこもってこんなことをやれる幸せを感じる。雨よ、雪よ
ありがとう!

今日は築地方面まで行って北海道のガーデナーさん達の講演会へ。雨でも濡れずに駅を出れるのが最近の地下鉄の駅の嬉しいところ、雨の日の散歩に好都合、地下鉄の急で長い階段や歩道も足を鍛えるのに良い。午前中のイギリス庭園の紹介には東急線が信号故障で遅れて間に合わなかったのが残念。まぁ大地震にも遭わず行って来れて良かった。

トーさんは本気でイギリスの庭園を見に行く気でもう飛行機も予約してしまったようだ。
わたしはじゃがいもの植え付けや 種まきを気にしているのに。

あと2カ月まじめに英語勉強しなきゃ。

2012年2月3日金曜日

零下一度。沖縄以外は零下になるなんて。 確かにいつもと違う肌を刺す寒さだ。
暑さに、寒さに、天変地異、とめどなく広がる放射能。
不条理な世界に漂よって生きているだけのその日暮らしのわたし。

朝、長男の怪力を頼りに家に隣接した緑地の大木を剪定してもらった。ズシん!枝が落ちるたびになんども爆弾を落したような音がこだました。長男はいつのまにか立派なノコギリ使いになった。チェーンソーみたいにうるさくなくて本当に静かに木の手入れができる。
やまのような伐採した枝の整理し未来の薪ストーブ用の薪にしよう。

二月はサトイモやショウガを植える予定の半日蔭の畑に肥料をいっぱいあげて耕す仕事もある。
じゃがいも畑用の草木灰も早起きして近所のおじいさんが咳払いしないうちに作らなきゃ。

先週の日曜、運よく店の中から中華街のパレードが見れた。やっぱり新春とは春節。高級な中華菓子を買うと一メートル四方の大きなゲッペイのおすそわけサービスもありで店は竜の舞いのような客の長蛇の列。いつものように大繁盛なチャイナタウンだ。 パレードを見るとジェット リーの若かりし日を思い出し心躍る。小じんまりした街だけどここに来るとなんだか元気になっちゃうから不思議だ



2012年1月28日土曜日

寒いのへっちゃら

朝、縦揺れの地震が二度三度とあった。

昨日に続きブルーベリーの苗の寒肥作業。苗の周りをすこし耕し発酵鶏糞、魚粉などを撒き腐葉土をかぶせた。うまく数えられなかったけど20本くらい、元気に育っている。残雪があって寒そうだけどユニクロの防寒ズボンはいていると暖かいし土や肥料と格闘しているともう汗だくになってダウンジャケットをほうりだしてしまうくらいだ。果樹を育てるのは楽しい。忘れたころに思いがけない収穫もあるかもしれないし。虚弱体質だったわたしだがオバサンになってからこんなになるなんて。


写真は家のウラ緑地に積もった24日金の雪。夏ミカンが雪の中で熟成中。

きょうも残雪が残ってる。八ヶ岳の晩秋くらいの寒さかな、なんて自転車に乗りながら思った。女子高校生も短いスカートの下にわたしと同じズボンを履いていた。さすがにこの寒さではね。



やはり中国式の旧正月が日本の正月にふさわしい、明日横浜でも行って正月をもう一度。


2012年1月21日土曜日

34日待った恵みの雨

  一か月以上の晴れ続きだった。昨日の雪、今日の雨 に心から感謝。
長い日照りで水運び、頑張ってくれた長男よ、頼りになるね。ありがとう。

「こんなに素晴らしい散水装置はないね。」とトーさん。枯れそうなたまねぎの苗が元気になりますように。御自慢のブーツ型長靴をはいて 森番仕事へ片道20分、駅 へも片道15分 お気に入りのあじさい模様の傘をさし 元気に徒歩で往復。

明日は英語のテストなんで喫茶店で問題集見て時間配分の確認。3回受けて合格が目標。イギリスの庭園を参観した時、結局Family通訳をひきうけなきゃならないし、なんて言われるけど外国語は実は私にとってのゲームなんだと思う。 挫折した中国語も、もいちど やり直して雲南省の植物も見て行ってみたい。 雨の日はいろいろ妄想に浸れるから いいな。




2012年1月14日土曜日

薪ストーブはステキ

昨年の大地震の後 買った薪ストーブを家の裏の緑地に置いた。肥料に使う草木灰もできるし剪定した枝の整理もできるすぐれもの。
弱点は薪を焚きつけるときの煙だ。 

「洗濯物が煙くさくなった、訴えてやる!」なんて 「お宅の木が陰になって洗濯物が乾く邪魔だぁ。訴えてやる。」と昨年怒鳴りこんできた横の住宅街のおじいさんがまたガナルに来るのに決まってる。

「 そうだ、おじいさんが起きて洗濯を干す前に火をつけよう!寒さの底だって、テレビで言ってたし雲も広がって来そう、チャンス!」
と昨夜から戦略を練り薪ストーブ決行日となった。 しかし七時過ぎ煙突から煙があがるとおじいさんが窓を開けて何度も咳払い。寒いのに窓わざわざ開けることないのにね。

昨年息子に作っといてもらった薪は乾燥していて燃やしていてもほとんど煙が上がらない。おじいさんも咳払いもあきらめたようだ。なんだかイタズラを画策している中学生のような気分。沸かしたお湯でモーニングコーヒー、ホームレスの気持ちがわかるねぇ、解放感がたまらない。

煮えたぎる鍋のお湯に冷蔵庫の玉ねぎと人参をまるごと投げ入れ 、自家製の芽の生え出したじゃがいも、干したローズマリー、そばに生えてたフェンネル、放置された剪定枝からとった 月桂樹の葉っぱ、その他お正月の残り物のベーコン、それから牛スジを買い足して入れお昼すぎまでぐつぐつ煮た。

で本日のビーフシチューは五星レストラン級!

薪ストーブが家の中にある家に住みたい。無煙の煙突のね。

2012年1月12日木曜日

りゅうのひげ作戦


冬は勝負時、作業するのはとてもラク。土との格闘で体はホカホカになるし、寒いので立ち止まって話しかけられる事もない。陽射しや暑さの方がずっと恐怖だ。

わたしはシャベルで土や投棄された石ころを掘り返し道路の縁に”りゅうのひげ”を植えることにした。近くのホームセンターで安い箱入りのを見つけたからだ。今日は作業できなかったけど明日は作業三日目、土木職人ぽい恰好で第一段階の植え付けを完了させるんだ。

長男は自慢の筋力ですてきな畑を作っている。カキガラ石灰や牛フンも混ぜて春の準備が着々と進んでいる。

あきらめていたほうれんそうが芽を出していた。嬉しい!明日も水やりに励もう。

貨幣経済の恩恵には浴しないけど、GNH と健康感は急上昇している感じ。

写真はせっせと働く(働かされていると嘆く)我が家の男達。




2012年1月7日土曜日

2012

2012年  新しい年が来ればすべて哀しみも罪も洗濯機の脱水装置のように過去の渦となって洗い流されまったく新しい時が流れ出してくる、と幼いころ思っていた。

今年は何だか子供のようにそう思いたい。


はじめまして2012年。

正月休み、久しぶりに新宿の末広亭に。「やっぱり正月は寄席だ。」と言い張る我が家の主人。「落語なんて好きじゃない。正月は歌舞伎だ。」と言い張る長男。だが歌舞伎のチケットは売り切れ。で里帰りした次男と三人で久しぶりに新宿に出かけることになった。

正月の新宿はいい。いつもの殺気だった街とうって変わってゆったりムードなんで どこまでも歩けそう 。でも高層ビルの谷間にみごとに埋もれてしまった末広亭。場所がわからなくなって息子のスマホのナビに頼ってやっとのこと到着することができた。
もう少し江戸情緒を残した街作りにしてほしかったなぁ。
末広亭では「ここ空いてますよ。」と小学四年生くらいの少年が席を空けてくれた。やっぱり寄席に来る子は違うなぁ。ありがとうょ。
多分十数年前 なんだか話の中身も忘れたけど抱腹絶倒させてもらった”昇太”が登場した。でもなんだか今はテレビに出てるせいだろか、ちょっと話の品質落ちたような気がした。
景気の反映か、晴れ着の女性は誰もいなかったような気がする。
寄席の後は息子の陸上用シューズ探しにつきあう。

家族が無病息災で、家でお雑煮をいただく平凡な正月が良い。久方ぶりにこの正月休みゆっくり過ごせたと安堵したのもつかのま、一昨日森に不審者侵入の痕跡を発見。又 水運びと共に長男と一仕事。


写真は正月なのに玄関に凛と咲いてる  有機、無農薬のバラ。ことしもバカで良いから好きな草や植物、木々と共に生きようぞ。

朝、レモンの木の下にはびこったはこべ、畑の小さな大根 と糸のような人参を抜いて七草がゆを作った。一昨日、スーパーで思わず七草がゆセットに手が伸びてしまったんだけど。
小さな自給自足に大満足!